2005年 / 福島県福島市
築52年住宅の良さを引き継ぎながら新しい施主の暮らしの場をつくった家
「福島の家」は築52年の木造住宅の改修計画です。古い平屋の家屋や植栽が沢山ある大きな庭など既存の家の魅力にひかれ、施主はこの古い家を取得することを決めました。そこで、既存の家の基本的な形は残す改修計画としました。そのなかで可能な範囲で構造や断熱の補強をしながら、建屋東側の庭でのバーベキューや16畳の広い家族の部屋など、施主がのぞむ新しい暮らしのための空間を作りました。また、既存住宅の吹寄せ障子や面皮の柱など、この家の持つ価値を残したり再利用しながら新しい仕上を施していきました。既存の住宅の特徴と新しい暮らしの形が丁度よいバランスで混ざりあう改修計画としました
設計概要
- カテゴリー
- 戸建住宅
- 所在地
- 福島県福島市
- 床面積
- 100㎡
- 構造
- 木造在来軸組工法 平屋
- 竣工年
- 2005年
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